2017年3月19日
上高地から転戦で乗鞍に入った。宿泊した「ヒュッテ星」は温泉最高!乳白色をした硫黄臭芬々たる温泉らしい温泉だった。ご飯もおいしかった。
2017年3月20日
【トライルート】
善五郎・乗鞍
ヒュッテ星から5分でスキー場の駐車場。そこからわずか10?15分の善五郎の滝へ。ルート数は多くないが、アプローチの軽便なることもだが、美しいこと極まれるこの滝は再訪を思う滝の一つには違いない。
ともかくも画像をご覧うじあれ!
基部に降りたばかりの時は滝口から落ちる水の上全体に薄い氷のベールがかかっていた。しっかり太陽が上がり気温が上昇するにつれて落水流が露わになってきた。ベールを透けて見える水流も神秘的でさえあって美しかったが、ベールを外した滝の落水はまた、滝つぼに落ちていく水流の轟音と飛散する水しぶきを生み出し、その迫力に魅せられた。
スキー場の駐車場からほどないロケーションなので、スキーに飽きた家族連れやハイカーが滝を見にやってくる。
「初めて見ました」
「いいもいせてもらいました」
大勢のギャラリーが喜んでアイスクライミングの様子を撮っていく。
「持ってみていいですか?」
中にはアックスを握って見たりする人もいたりする。驚愕と称賛のない交ぜになったエールを背に登っていて悪い気はしない。ってかなんかいつもより意識して張り切ってしまうのはオッチョコチョイでお調子者の私だけかもしれないが…
この滝美しいばかりではない。なかなか変化に富んだクライミングが楽しめる。直進ルートを数本登った後は皆でハング超え大会になる。
ルートファインディングをし損ね、体重と腕力の均衡が取れていない私はついに越えられなかった。残念!
ところで「足先ポカポカ」の結末だが…
上高地並びに善五郎に至ってベストコンディションの構築がなった。
おさらいすると…
基本はTherm-icインソールヒーター、パワーパックベーシック+クラシックインソールセットだ。THERM-IC社オーストリアの製品になる。
http://www.therm-ic.com/
乾電池は持ち運びは面倒だが、必ずしもその日ごとに充電できる環境下での行動とは限らないから、1セットは持ちたい。イタリアアイスで破損してしまったのでバッテリーケースは補充した。仕様については前述を参照されたし。
http://asobist2.samplej.net/guest/kodama2/20170317.php
次に充電式バッテリーだがリモートコントローラー付きにした。いちいちしゃがみこまなくてもスイッチのオン・オフや保温段階の調節ができる。
仕様最大時間によって29時間 RC1600 、22時間RC1200 と商品が異なり、大きさ重さも違うし、値段も大きく変わってくる。(温度レベルにより保温時間は異なる)
それぞれの山行日程や使用環境に応じて使い分けるのがいいかと思う。
取り扱いは、株式会社ソネ。
だが、シーズンになればネット検索で入手できるだろう。
ってな非力なるが故にたどり着いた結論でした。