「美味いチャーシューが大好きだ!」という言葉を胸に秘め、やってきました根岸線の関内駅。目指すはチャーシューが評判のラーメン屋「唐桃軒」。店前に掲げられたメニューを見ると塩味のラーメンをウリにしているらしいが、筆者は初めて行くラーメン屋では醤油味を注文することを身上としており(筆者注:とんこつラーメン屋で醤油味をオーダーするような無茶はしません)、自動券売機のチャーシュー麺の醤油味950円のボタンをプッシュした。
カウンターに座ると早々にラーメンが運ばれてきたので、まずはスープをレンゲで一口頂く。少し味が薄いかな? という印象を持ったが、チャーシューを食べて撤回。チャーシューの味が濃い目なので、薄味のスープとマッチするのだ。店からの帰り道、店名をキーワードにしてネットで検索すると、楽天市場でチャーシューを販売していることが判明。早速、週末に商品が届くように、ポチッとオーダーした。
▲関内駅からイセザキモールへ歩くこと5分の場所に「唐桃軒」はある。横浜スタジアムや中華街とは逆の方面だ。メイン通りから看板が見えるので、店の場所はわかりやすい。
▲三枚のチャーシューがラーメン丼の中央にドンドンドン。個人的にラーメンは細麺が好きなので、満足いく一品だった。
週末はOTR(男の手料理)を家族に見せるチャンス。注文して届いたチャーシューは、重さが700グラムあるので結構なボリュームだ。まずは味見のために端の部分を切り落として口の中へ。ネットで注文したチャーシューも店で食べたのと同様に味が濃い目で美味しい。チャーシューを切りながら素材を写真撮影する父を眺める息子(6歳)にも一欠けら食べさせたところ「濃い目で美味し!」との感想を得られた。
濃い目で美味しいチャーシューをそのまま食べてしまうのはもったいないので、インスタントラーメンと具材+αを買うために、筆者はスーパーへと走った。この週末は家族にチャーシューを振舞うのだ。
▲注文したチャーシューはクール便で届けられた。商品が届いたのが10月29日なので、賞味期限は10日とちょっと。
▲チャーシューを自分の好みで切るのは結構楽しい。厚く切りすぎると歯ごたえがあって満足感を得られるのだが、飽きがくるのが早い。なんだかんだ言っても、お店で出される厚さがベターだと筆者は思う。
チャーシューにあう料理のベストは、やはりラーメン。それがインスタントであっても、美味しさがワンランクアップするほど相性はいい。個人的に好んで食べることが多い、明星食品の「中華三昧 広東風醤油拉麺」を購入して実食。具材は「唐桃軒」のラーメンと同様に、チャーシューとメンマ、海苔、ネギ、それに加えて煮卵をトッピングした。ラーメンの一口目は「スープから派」の筆者だが、今回はチャーシューから頂いた。あえてもう一度、同じ感想を言おう。「濃い目で美味し」。隣にいた子供にサムズアップをお見舞いしてやった。これが土曜日の晩飯。
▲「唐桃軒」と同じくチャーシューは3枚。あと20歳若ければ、チャーシューで麺が隠れるくらいの枚数はいけたと思うが、40歳を過ぎるとこのくらいがちょうど良い。
日は変わって、時間は日曜日の晩飯時。続いての料理はチャーシュー丼。作り方はいたって簡単で、炊きたての熱々ご飯の上にチャーシューとゆで卵、白髪ネギ、ブロッコリースプラウトなど好みの品をのせて、最後にタレをかけるだけだ。タレは醤油とみりん、酒、砂糖などを混ぜ合わせて、味見をしながら弱火で煮込めば完成。ピリ辛風にしたければ豆板醤を入れても良いだろう。実食の感想は察してください。濃い…以下略。
▲本文ではチャーシュー丼にタレをかけた体で紹介しているが、実際はウスターソースをかけた。ウスターソースでも悪くはないが、やはりチャーシュー丼にはタレがあう。
どんぶり飯だけではテーブルの上がさみしいので、チャーシューを使った生春巻きを用意。主役のチャーシューはライスペーパーで巻きやすいように千切りに。脇役には同じく千切りにしたキュウリとしその葉、ブロッコリースプラウトに登場してもらった。本来なら生春巻きにはスイートチリソースなどのタレも登場させたいところだが、チャーシューの存在感が大きいのでタレはなくてもオーケー。
今回、食べた物の中で一番美味しかったのはチャーシューの生春巻きだった。チャーシュー麺はもちろん美味しかったのだが、何枚でも食べられる! という類のものではない。しかし生春巻きは何個でも食べられる感が強くて気に入ってしまった。「唐桃軒」のチャーシューを買われたら、ぜひ生春巻きにも挑戦していただきたい。
▲生春巻きの具材にはレタスや青ネギ、にんじんなどを用意しても良い。ライスペーパーは
大きめのスーパーであれば売っているはずだ。
▲野菜を美味しく大量にとれるのが生春巻きのいいところ。一口サイズに切っておけば、子供も食べやすい。
▲手軽に美味しいチャーシューを味わうなら、スライスしただけのチャーシューにビールのセットがオススメ。チャーシューは電子レンジで温めると脂がとけて軟らかくなるので、そのまま食べるのとはちがった味を楽しめる。
■商品
チャーシュー700g袋詰め 赤身
3780円(税込)送料別
http://www.rakuten.co.jp/totoken/
■ショップ名
唐桃軒
むらっこ ライター業は久しぶり。普段はいかに仕事の時間を減らして、ゲームをやったり映画を見たり、麻雀をやったりカラオケを歌ったり、気の合う仲間と酒を飲んだりしている。 Twitter:@murakko_shokki |