Fantastico!!Grande!! イタリア・アイスクライミングwith 足先ポカポカ-6-

【トライルート】
10.Valle di cogneエリア

17.CASCATA DI LILLAZ(P72)
2017年2月10日
イタリアアイスday6最終日

正確にはCASCATA DI LILLAZの奥、つまり3ピッチで上がっていったルートの隣奥なんだが、トポ本で記載が見当たらない。いや、書いてあるが写真がないからわからないというのが正確なところだろう。
最終日だから、レンターカーの戻しやら、翌日出発の準備やら、最後の晩餐やらの様々を考慮して、アプローチが容易でちゃっちゃと楽しめるところということになった。左のマルチを行った際に面白そうねと横目で見ていたところだ。

datin170407_01.jpg 真ん中、右端の危ういラインなど登って楽しむ。そして「待ってました」なミックスルート!
が、難しい!!!なんとか1手でも上へ行こうと頑張ってはみたが、いかんせん歯が立たない。
残念だが敢え無くギブ!!

datin170407_02.jpg 完登できたのは新原ガイドとニコラス。
さすが!!!

datin170407_03.jpg 悔しがる私にニコラスが簡単なミックスにロープを張ってくれた。
「just like free climbing with axes and crampon」
ニコラスは首をすくめて言ったが、最初にトライした私はそこそこ大変だった。

datin170407_04.jpg ニコラスがルート上からロープを襲した際、大量の雪が落ちてきて、幾分寝た岩や氷の上に堆積してしまった。どこがどうなっているのかわからない。?着いた雪を払い落としながら左へ行くべきか、はたまた右壁を行くべきか?!
あのね、当然ながらできる限り右壁を使いましたよ〜
ミックスやってる気分を味わいたかったからね〜
ヘボがミックストライするのに丁度いいルートだった。結構、満足した。

datin170407_05.jpg さて、最後の晩餐は6日間周辺をガイドしてくれたニコラスを招いての食事会。

datin170407_06.jpg ニコラスが勧めてくれたご当地の伝統的な郷土料理コース。これが、あたり!だった。
旨かったのよ〜

datin170407_07.jpg なんだかの肉のスモーク、サラミと生ハム、いける!

datin170407_08.jpg ニョッキもラビオリも旨かった、旨かった。
デザートも甘過ぎず美味!

datin170407_09.jpg 話が弾めば皆さんはワインが進む。
では私は何を飲んでいたかというと…
左年の夏ドロミテクライミングで数日滞在した時も「ウイスキー文化」が未発達だと感じたが、まだバランタインだったかジョニ黒だったかウイスキーと名のつくのは置いてあった。
がアオスタのレストランは「No!」。
「グラングラン」ならある、という。後で調べたが、どんぴしゃが探せず、どうやら「Grand Marnier」を聞き違えたのではないかと推測する。アルコール度数40度のオレンジリキュールだとか。氷とソーダで割って飲んだが、不味くはないが上手くもない。まあ、ないよりはましかな…
別のレストランには安ウィスキー(銘柄は忘れた)が置いてあったが、注文を運んできたとき「誰?」で「私!」と手を揚げたら目を剥かれた。あたかも「え!おばさんが?」。お代わりしたら首をすくめ「処置なし!」な。きっとウィスキーなどというものはむくつけき呑兵衛のおっさんが人生の憂さを晴らそうとあおるものぐらいな認識なんだろうて。
今度からイタリアへ行くときはプラティパスにラフロイグ仕込んでいくべし!

ここへ来て「足先ポカポカ」については仲間のfacebookで新情報がもたらせれていた。
充電式バッテリーのタイプがあるという。しかも操作はワイヤレスリモコン。当然、買い換えるならこれがいい。今回6日分の乾電池を持ってきたわけで、結構な重量になる。しかもバッテリーは機内持ち込み不可だから、手持ちの荷物が重くなる。充電式にすれば相当な労力削減だ。
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