「おつまみ」を主にご紹介する予定のナックル末吉です。さて、ワタシは無類のお酒好きでして、特にビールとウイスキーには目がありません。もちろんハイボールも大好きで、毎夜のごとく都内の安酒場に出没して、しこたま飲みまくっている次第です。
特に出没頻度が高いのが、五反田にある「ギンダコハイボール横丁」です。立ち飲みの気軽さがサラリーマンにウケている酒場になります。
そのハイボール横丁には「アンチョビキャベツ」というメニューがありまして、柔らかく蒸したキャベツにアンチョビとガーリックのソースをかけただけのメニューなのですが、とても気に入っていまして、行けば必ずオーダーします。
実はワタシ、キャベツがあまり好きでなく、特にキャベツの千切りは固い食感と味の薄さが苦手で、好んで食べることはありません。しかし、そんなキャベツ嫌いのワタシでも、こちらのアンチョビキャベツは、食感も味も風味も全てマーベラスで、もぐもぐ食べることが出来ます。また、ビールやハイボールのおつまみに最適で、いくらでも食べられるくらいの逸品です。今回は、このアンチョビキャベツを自宅で再現してみようという主旨のもと、どうせなら世界最高級のアンチョビを使って、贅沢すぎるアンチョビキャベツを作ってしまおうということになりました。
▲五反田サラリーマンのオアシス「ギンダコハイボール横丁」。五反田駅東口の目と鼻の先に位置します。
▲コレが今回のターゲットである本家「アンチョビキャベツ」。お値段480円。コレだけでメガハイボール3杯はイケちゃいます!
▲材料はアンチョビ(缶詰め)、キャベツ、ニンニク、サラダオイルのみ。塩はアンチョビの塩分だけで十分です。
さて、ここで今回の主役となるアンチョビを紹介しておきましょう。
その名も「Elite(エリテ)」。スペインのカンタブリア地方で獲れるかたくちイワシを材料にした、世界最高品質のアンチョビです。塩分が控えめで、生ハムのような香りと上品な味が特徴となっています。高級レストランでも使用されており、味と品質は世界中で高評価を得ています。50g入りの小サイズと85g入りの大サイズが流通しています。
▲ちょと高級そうなパッケージに缶詰め本体が内包されています。今回は大サイズを使いました。
▲Eliteは加熱殺菌していないため、缶詰めなのに要冷蔵という面倒な取り扱いにも風格すら感じさせます。開缶すると丁寧に詰め込まれたフィレ状のアンチョビがお目見え。
▲一切れを取り出すとこんな感じに。たかがイワシ、と思えないような色合いとツヤですね。
▲さて、実際に調理してみましょう。まずはキャベツを1/8もしくは1/16サイズに切り分けます。
▲ニンニクはみじん切りにします。
▲Eliteはお好みで適量を。目安としてはキャベツ1/8に対して、アンチョビ5枚くらいが妥当です。
▲Eliteもみじん切りにします。叩いてつみれ状にしないよう注意!
▲これで下ごしらえが完了! 実はこの時点で、Eliteを生でつまみ食いしてしまい、あまりの旨さにハイボールを食前酒として飲み干してしまう事案が発生!
▲キャベツは軽く水をかけた後、ラップでくるんでレンジでチン! 1500ワットで8?10分が目安です。
▲キャベツを温めている間にソースを作ります。油はオリーブオイルではなくサラダオイルを使うのがポイント。フライパンに惜しみなくサラダオイルを注いだ後、ニンニクを投入して香りをつけます。サラダオイルに香りがついたら、間髪入れずにEliteを投入します。焦がさないよう中火で炒めましょう。
▲キャベツが柔らかくなったら、ソースを炒めているフライパンにダンクします。形が壊れないように裏返して、両面に少し焦げ目がつけばOKです。
▲まずキャベツをお皿に盛りつけます。
▲フライパンに残ったアンチョビソースをキャベツの上から大胆にぶっかけます!
▲見事、アンチョビキャベツの完成です。ハイボールを飲みながら実食してみます!
世界最高級のアンチョビであるEliteを使ったアンチョビキャベツですが「旨い!」の一言。Eliteは、塩分控えめということもあり、しょっぱさをあまり感じさせません。その分、イワシ本来の味わいや風味が存分に感じられる上品な味わいのアンチョビキャベツになりました。
正直、たかがアンチョビキャベツにここまで高級なアンチョビが必要か? という疑問もありますが、Eliteのおかげで、本家に勝るアンチョビキャベツが出来たと自負しています。
このアンチョビキャベツをおつまみにすれば、ハイボール(濃い目)が5杯はいけると思います。
さて、今回のアンチョビキャベツですが……。
「星、三つです!」
■商品
REDO Elite 大サイズ 85g
2,300円
様々な企業が輸入・販売しています
ナックル末吉(なっくる すえよし) 本コーナーでは「おつまみ担当」スマホ、パソコン、家電などのガジェット系記事を執筆するモノ系ライター。また、それ以外にもハイレゾオーディオや文房具、バイクなどについても執筆するため「節操がないのが持ち味」と豪語する。 Twitter:@nacklesueyoshi |